美術装置製作進行実例2(発泡スチロール編.2 不定形)舞台 撮影 大道具 小道具 スチロール 木工 美術装置製作進行過程 セントラルサービス

美術装置制作進行実例スチロール編.2|セントラルサービス

美術装置製作進行実例 発泡スチロール編 2

美術装置製作の実際の作業風景-こうやって作る

美術装置実績ギャラリーでご覧いただく作品が[完成品=表舞台]だとしたら、こちらは[途中経過=舞台裏または楽屋]です。華やかな表舞台の裏では、必ず楽屋での入念な準備がなされています。
美術装置 大道具 小道具を舞台や撮影の本番に送り出す「セントラルサービス」の舞台裏。その製作進行過程をご覧ください。


素材や形状別に各種、↓下のテキストリンク↓からお選びください。

    スチロール 1 ||     スチロール 2 ||     木工 1 ||     スチロール 3 ||     スチレンボード 1 ||     FRP 1
    スタイロフォーム 1 ||     特殊小道具 1 ||     木工 2

発泡スチロール編 その2−不定形(削り出し物)の場合

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真1

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発泡スチロールでカメの甲羅を作りました。
W 65cm / L 75cm / D 25cm ランドセル方式の背負いゴムで簡単に着脱できます。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真2

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製作する物が比較的小さいので、在庫の余り材料の中から適当な大きさの物を選んで大体のサイズを取ります。(裏面にも同様に)

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真3

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熱線でざっくりとしたフォルムを切り出して行きます。
場合によっては包丁、カッターナイフ、ワイヤブラシなどを使う事もあります。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真4

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あらかた削れて大体のフォルムが出来たら、サンドペーパーで表面を仕上げて行きます。(#40〜#100程度)

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真5

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亀甲模様の線を削って行きます。
ここでは細いワイヤブラシを使っていますが、はんだごて、カッターナイフなどを使う事もあります。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真6

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削った線の周辺をカッター、サンドペーパー等でならして行きます。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真7

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下塗りです。
外壁材に塗料を混ぜて、荒れた感じが出る様にラフに塗って行きます。
この段階では無彩色(グレー)です。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真8

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本塗りです。
巨大みどりガメという設定なので、外壁材に緑の塗料を混ぜてさらにラフに、荒れた感じに塗って行きます。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真9

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乾燥後、サンドペーパーでこすると表面の荒れた感じがさらに際立ちます。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真10

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カラースプレーやドライブラシ等で色調を整えて行きます。
精密な仕事の時はエアブラシを使いますが、ここでは市販の缶スプレーです。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真11

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背負いベルトを取り付けます。
本当はもっとしっかりした物を付けたいところですが、諸条件によりゴムベルトをボンドで張り付けました。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真12

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最後にもう一度質感と色調を整えて出来上がり。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真13

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納品試着。
情けないうずくまり姿。
甲羅の内側をほり込めばもう少しフィット感がでたのですが、諸条件によりそれは断念。

美術装飾製作実例 発泡スチロール2写真14

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凛々しい立ち姿。



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